はじめに — 逆転合格は可能! —

はじめまして、作者です。

偏差値40の地方公立高校で過ごした高校時代。
週6で体育会系の部活に明け暮れ、高3の部活引退後、E判定からの猛勉強。
一浪を経て、英数理で東大レベルを凌ぐも苦手な国語で総合点がわずかに及ばず、東工大5類受験。そして、A判定での上位合格。
大学・院生時代は大手予備校で講師6年、1,000人以上を指導し、東大合格者も多数輩出。
これらの経験から編み出した、逆転合格を可能にする勉強法を伝授します。

有名進学校と同じ勉強計画では無理がある

ネット上には様々な勉強法が紹介されています。
東大合格法、医学部合格法、・・・。
どれもすばらしい勉強法ばかりですが、欠点というか抜けている視点があります。

有名進学校から難関大学に合格したパターンが多い

ほぼ全て中高一貫校などの有名進学校から難関大に合格したというだけであって、一般的な受験生とはスタート地点が全く違います。
いわゆる「逆転系」の勉強法であっても同じです。
有名進学校でサボっていただけのケースが多いです。

勉強耐性が違う

この人たちとは高校入学時点で圧倒的大差がついています。
元々有名校に入るだけの頭の良さ、勉強慣れ、忍耐力、モチベーションなど、勉強耐性が違う。
この人たちが本気を出せば、それは普通に合格するでしょう。
一般的な受験生がそれを真似しても、すぐ挫折します。

モチベーションをうまく上げながら、勉強体力を身につけて行く流れが必要です。

授業進度が違う

高3の終わり頃にやっと数3や物理が終わるような普通高校の授業進度では、難関大学受験には全く間に合いません。
高2終了までに受験教科の教科書は終わらせて、高3一年間で二次対策をみっちりやる必要があります。

教科書を早めに終わらせるための対策が必要です。

勉強量が多すぎる

数学で言えば、「青チャ→一対一→スタ演→プラチカ→やさ理→ハイ理→赤本」のような、いわゆる「フルコース」の勉強ができれば、それに越した事はありません。
しかし、一般的な受験生は基礎から取り組む必要があるため、そんな暇はありません。

点数に響く教科・分野を選択・集中し、問題集演習と過去問演習を兼ねたり、暗記ではなく応用力を鍛えるなどして、取り組む問題集の数を大幅に減らすことで、最短最速で実力を身につけて行く必要があります。

本ブログの構成

本ブログでは、まず、偏差値40の地方公立高校から東工大5類にA判定で合格した筆者の合格体験記をご紹介します。

併せて、大学・院生時代の大手予備校等での6年間の塾講師経験(1000人以上を指導)等を元に、自分の受験勉強を振り返り、逆転合格のポイントや、計画作成・勉強・試験・モチベーション管理のコツ等をご紹介していきます。
今後受験に挑戦する皆様のヒントになれば、と思います。

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メッセージ

受験はやり方次第で全く伸び方が変わります。
一日十時間以上勉強しても中々成績が伸びない人がいる一方で、部活も趣味もやりながら合格する人もいます。

このブログには急成長するためのヒントがたくさん散りばめられていますので、何度でも繰り返し読みに来て下さい。
今後も受験テクニックを惜しみなく公開して行く予定です。

あなたが本当に行きたいと思う大学で、夢のキャンパスライフを送るための手助けが少しでもできればと思っています。

たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、ほんとうに生かさなかったら
人間生まれてきたかいが ないじゃないか

(山本有三『路傍の石』より)

それでは、よろしくお願いします。