志望校が決まったら、次は、得点戦略を立てます。
どの教科で何点ずつ取るか。
これに従って、今後の勉強時間の配分を決めます。
ネットをいろいろ見ていると、東工大の受かり方は大きく5パターンあります。
1.万能タイプ
2.数理特化タイプ
3.数物特化タイプ
4.数化特化タイプ
5.数学一発屋タイプ
それぞれ説明して行きます。
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万能タイプ
英数物化すべてでボーダー以上を狙うタイプです。
得点プラン例:英語100/150+数学150/300+物理100/150+化学100/150=450/750点
僕は英語と物理で稼いで、数学と化学は合格者平均を狙う戦略だったので、どちらかというとこのタイプです。
メリットは、リスク分散しているので、リスクが低く、安全に合格を狙えること。
デメリットは、他の合格パターンに比べて、勉強量が多くなる事です。
数理特化タイプ
英語を捨てて、理系教科のみで稼ぐタイプです。
得点プラン例:英語50/150+数学200/300+物理100/150+化学100/150=450/750点
東工大生は英語が苦手な人が多いので、東工大生に最も多いタイプだと思います。
メリットは、勉強量が減る事。物理化学も勉強するので、そこまでリスクが大きくない事です。
デメリットは、万能タイプよりはリスクが高いこと。
数物特化タイプ
英語と化学を低めに設定するタイプです。
得点プラン例:英語70/150+数学200/300+物理110/150+化学70/150=450/750点
東工大の化学は、(少し特殊ですが)選択式なので、あいまいな知識でもある程度の得点は取れます。
メリットは、大分勉強量を減らせる事。受験まで時間が無く、逆転合格を狙うにはこの戦略もいいでしょう。
デメリットは、リスクが高いこと。早慶合格も怪しくなってくることです。
数化特化タイプ
逆に、英語と物理を低めに設定するタイプです。
得点プラン例:英語70/150+数学200/300+物理70/150+化学110/150=450/750点
5類(電気情報系)ではあまりいないタイプですが、3類(化学系)、7類(生命系)とかなら多いのかもしれません。
メリット・デメリットは数物特化タイプとほぼ同じですが、付け加えるなら、化学は物理よりは暗記中心の科目ですので、直前期に一気に習得しやすいことでしょう。
数学一発屋タイプ
ネットで良く見かけるのは、数学が本番で大当たりして現役合格してしまう一発屋タイプ。
英語物理化学を低めに設定して、数学一本勝負です。
得点プラン例:英語60/150+数学250/300+物理70/150+化学70/150=450/750点
センターもボロボロで、二次も数学以外はボーダー以下なのに、数学で8割とか取ってしまうと、数学の配点が大きいため受かってしまいます。
メリットは、数学だけにほぼ全ての時間を費やせる事。入試まで時間がない、一発逆転合格向き。
あとは、大学に入ってから数学しか使わない専攻(情報系など)では、数学が得意だと有利な事。
デメリットは、やはりハイリスクなこと。数学でコケると終わりです。早慶合格も大分怪しくなります。
以上、受験までの残り時間や、自分の得意不得意に合わせてパターンを選びましょう。
勝負教科が減る程リスクが高まりますが、早慶理科大などを併願してリスク分散しておけばどこか引っかかるかも知れません。
安全に東工大に合格したい人は万能型、時間のない人は勝負教科を減らして一発逆転狙い、という作戦でいいのではないでしょうか。
数学一本勝負の方にはこちらがおすすめです。
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