成績が伸び悩んだとき、特に模試が思うように解けなかった時、よくやるのが、
「一からやり直そう」
→ 漠然と本屋の参考書売り場にいって良さそうな問題集を探す
または
→ 教科書を1ページ目から読み直す
僕もよくやりましたから、気持ちは痛い程わかります。
数ページしか解いてない問題集の山。
あとは、世界史は異様に原始人にだけ詳しくなりました。
ただ、これではかなり遠回りしてしまいます。
成績が伸び悩んでいるときは、やることは2つ。
1.弱点把握
2.克服計画作成
です。順に説明して行きます。
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弱点把握
まず、弱点の把握ですが、直近の模試の成績表をひっぱり出して、弱点リストを書き出します。
次に、優先順位を付けます。頻出分野や、配点が大きい分野の優先度を高くします。例えば、微分積分が苦手、とか。
全ての弱点を対策しようとしないこと。捨てるところは捨てる。完璧主義に走らない事がコツです。
克服計画作成
そして、優先順位の高い弱点を克服する計画を立てます。
ここで、「微分積分が苦手だから、問題集の微分積分の範囲を全部解き直そう」とか考えてはいけません。
模試の答案を見直し、「なぜ、その問題が解けなかったのか?どこがひっかかっていたのか?」をピンポイントで分析します。もう一度解き直してみてもいいでしょう。
例えば、「対数関数の積分公式を忘れていた」のように、ピンポイントで原因追及します。
そして、教科書で公式を見直し、類題を解いて2度とミスしないように、完全にマスターします。
「弱点把握→ピンポイント改善」を繰り返す事で、最短で弱点克服ができます。
自分の弱点を分析する行為は、自分の傷をえぐりつづけるような辛い行為ですが、かならず自分のためになり、大きく成長できます。
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