物理偏差値75のコツ

物理で偏差値75を取るためには、高校物理をほぼ100%、「完全に」理解している状態になっていれば取れます。

そのためには、雑に問題を解くのではなく、
・現象を丁寧に図式化して、丁寧に理解し、
・漏れがないように丁寧に立式して解く
ことが重要です。

注意事項とコツをまとめておきます。

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式の漏れに注意

大学~大学院時代に大手予備校等で6年間塾講師をしてきた中で、多数の生徒を見て来ましたが、物理で伸び悩む理由の1つはこれです。

「式が抜けてる」

例えば力学なら、摩擦力、垂直抗力、慣性力などを忘れてる。

1つ抜けただけで不正解です。
大問の序盤の設問でミスると、以下全て間違います。
センター試験なら、答えが選択肢になかったりして途中で間違いに気づくのですが、記述式だとそのままいっちゃいます。
慎重さが必要です。

これは、計算ミスというより、現象を正しく把握していないために起こります。
急いで雑に勉強を進めようとするほど、成績が伸びません。
焦らず丁寧に進めましょう。

忘れないためには、図をキチンと書く。
物体毎に働いてる力をもれなく書く。
慣性力/遠心力系の問題なら、どこに観測者を置いて式を立てるか、こびとの絵でも書いて忘れないようにする。
などなど。

問題練習するとき、しっかり集中して、式の漏れが無いように徹底することが重要。

公式は導出方法を丁寧に理解する

物理では公式を使うというより、公式そのものの導出が(多少条件を変えて)試験に出題されます。

そのため、教科書をみながら、自分で公式を導出する練習が効果的です。

この導出過程をしっかり理解していれば、多少条件が変えられても、解を導出することができるようになります。

物理は教科書が重要です。


物理では完璧さが求められます。
物理は問題のパターンがそれほど多くないので、一つ一つの問題を、焦らずに、丁寧に理解して行けば、高い偏差値が取れるようになるでしょう。
物理のコツです。

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